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電卓代わりに bc や ruby や python や gosh や ghci や BASIC(ポケコンの場合)を使うわけですが(プログラマは)、そんな感じで asir を使うためのメモです
(重要な部分は Risa/Asir ドリル に丸投げして何も書いてません。環境ごとのインストールとか入出力環境とかそういう所のメモ)
起動の前に、まず終了方法を確認しておく
終了方法は
[42] quit;
である("[42]" はプロンプトの例)。セミコロンを忘れてリターンキーを押してしまったら、次の行にセミコロンを入力してリターンキーを押す
[42] quit ;
なぜ終了方法をわざわざ確認しているかというと、他のよくある標準入力からコマンドを入力するプログラムと違い、^C を入力したり、^D で入力を打ち切っても止まらないからである(これは、ついうっかり終了させてしまって結果を失わないための意図的なものとのことである)
^Z でサスペンドして jobs -l で pid を確認して kill で止めて、などと手間がかかるので、必ず終わりかたは覚えておきたい
$ asir
で起動できるのであるが("$" はプロンプトの例)、そのままだと入力に readline 等が使われていないので、電卓として使うには入力履歴が使えず使い勝手が悪い
作者陣のおすすめは歌代さんの fep なのだが、古いとかの問題があるので(例えば FreeBSD の ports だと現状 Makefile に
.if ${OSVERSION} >= 800039 BROKEN= Does not compile without sgtty .endif
とある)、rlwrap などの代替プログラムを使う
$ rlwrap asir
ソースを調べてみたところ最近のバージョンでは(いつからなんだろう)-fep というオプションを付けると内蔵の readline が有効になるので(コンパイル時に -DFEP が有効になっていれば。FreeBSD の ports だと有効になっている)があるのでそちらを使ってもよい。タブでファイル名補完、タブ 2 回で候補表示などの機能がある
$ asir -fep
Risa/Asir ドリルの Risa/Asir の起動法と電卓的な使い方 に、電卓的 + α(例えば多項式の因数分解)な一通りの計算の方法がまとまっている