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かの「A Gentle Introduction to Haskell」が、あまり優しくなく、ぜんぜん易しくない、という話( gentle を訳すとするなら「丁寧」ではあると思う)。はともかくとして、もうちょっとこういうことが書いてあってほしかったなぁ、という話。
実は A Gentle Introduction to Haskell の 8.4 節に、標準の型クラスの話のついでのようにしてひっそりと書いてはあるのだが、deriving 節に Eq, Ord, Enum, Ix, Read, Show を指定すると( Ix は最近のライブラリでは Prelude から Data.Ix に分離)== や文字列化など、よく使う(そしてしばしば、例えば REPL で表示させるために必要な)関数が定義される。
定型的なコードを書く作業の手間が省けるので、ガンガン使いたい機能である。