個人サークル・堀晃研究会(ホリケン)について
個人サークル・堀晃研究会、発足の辞
個人サークルとして、堀晃研究会(ホリケン)を、本日(2019年7月29日)に発足させよう、と思う。略称からもわかるように小松左京研究会(コマケン)を意識してはいるが、マンパワー的にも私のこれまでのファンダムへの関与(ほとんど無い)からも、できることは限られよう。しかし、やれることをやっておきたい、という思いが上回った、ということである。
月曜になったのは、日曜のうちにこれを書き始めることができなかったというだけで、つまり0時過ぎに書いているわけである。
さらに直接的には、小松左京研究会の発足についてのエピソードとして「当時のファンクラブは、まず作品リストを作るならわしだった」という話を聞いたからで、いつか作らねばと思っていた「堀晃作品リスト」を作るためのキックオフとして、このように宣言してしまおう、と考えたことによる。
当面、同人誌即売会やSFコンへ参加する余力は無いので、もし紙媒体として何か作成した場合も、別途活動中である個人サークルへの委託というスタイルで配布することになると思う。
2019年7月29日、使いづらいIMEであるEmacsのkkcに悩みつつ
堀晃先生 作品リスト
いまのところ順不同。ある程度なんとかなったらデータベース化したい。
- イカルスの翼
- 題: イカルスの翼
- 別題: 処刑星イカルス
- 初出: 「パラノイア」5号(同人誌としての第1号, 1964年7月), 「処刑星イカルス」として(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 同人誌「パラノイア」5号(前出), 同人誌「宇宙塵」134号(1969年5月, 「処刑星イカルス」), 「S-Fマガジン」巻号XX(1970年6月号, 「イカルスの翼」に改題, 以上出典: 『梅田地下オデッセイ』解説), 短編集『太陽風交点』
- 時間礁
- 題: 時間礁
- 初出: 「奇想天外」巻号XX(1976年10月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「奇想天外」巻号XX(1976年10月号、前出), 短編集『太陽風交点』
- 暗黒星団
- 題: 暗黒星団
- 初出: 「S-Fマガジン」巻号XX(1976年2月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説), 編者注: 『'75 日本SFベスト集成』に収録されているので1975年の初出があるのかもしれないが、同書にはその情報ナシ
- 収録: 「S-Fマガジン」巻号XX(1976年2月号、前出), 『'75 日本SFベスト集成』, 短編集『太陽風交点』
- その他: 「タキ&ヤマモト」シリーズ 1
- その他: 作中の「ポーリング電車」の「ポーリング」は、かんべ「まわる世間に」から
- 迷宮の風
- 題: 迷宮の風
- 初出: 「S-Fマガジン」巻号XX(1977年7月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「S-Fマガジン」巻号XX(1977年7月号、前出), 短編集『太陽風交点』
- その他: 「タキ&ヤマモト」シリーズ 2
- 安楽死星
- 題: 安楽死星
- 初出: ----
- 収録: 短編集『エネルギー救出作戦』(作品社版)
- その他: 「タキ&ヤマモト」シリーズの「タキ」か?
- 最後の接触
- 題: 最後の接触
- 初出: 「NULL」復刊2号(1974年5月)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「NULL」復刊2号(1974年5月、前出), 「S-Fマガジン」巻号XX(1976年7月号), 短編集『太陽風交点』
- その他: 後半の仕掛は、「決戦日本シリーズ」が少し連想される
- 電送都市
- 題: 電送都市
- 初出: 「別冊新評」巻号XX(1977年)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「別冊新評」巻号XX(1977年、前出), 短編集『太陽風交点』
- 骨折星雲
- 題: 骨折星雲
- 初出: 「S-Fマガジン」巻号XX(1978年10月臨時増刊号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「S-Fマガジン」巻号XX(1977年10月臨時増刊号、前出), 短編集『太陽風交点』
- 太陽風交点
- 題: 太陽風交点
- 初出: 「S-Fマガジン」巻号XX(1977年3月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「S-Fマガジン」巻号XX(1977年3月号、前出), 短編集『太陽風交点』
- その他: 日本SF大賞および「太陽風交点事件」
- 遺跡の声
- 題: 遺跡の声
- 初出: 「S-Fマガジン」巻号XX(1976年12月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「S-Fマガジン」巻号XX(1976年12月号、前出), 短編集『太陽風交点』
- 悪魔のホットライン
- 題: 悪魔のホットライン
- 初出: 「S-Fマガジン」巻号XX(1978年2月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説、1977年の項目の最後にあるため要確認)
- 収録: 「S-Fマガジン」巻号XX(1978年2月号、前出), 短編集『太陽風交点』
- その他: 同人コミックで翻案作品あり(題名は同じ)
- アンドロメダ占星術
- 題: アンドロメダ占星術
- 初出: 「S-Fマガジン」巻号XX(1979年2月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説、1978年の項目の最後にあるため要確認)
- 収録: 「S-Fマガジン」巻号XX(1979年2月号、前出), 短編集『梅田地下オデッセイ』
- 塩の指
- 題: 塩の指
- 初出: 「S-Fマガジン」巻号XX(1979年12月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「S-Fマガジン」巻号XX(1979年12月号、前出), 短編集『梅田地下オデッセイ』
- 無重力の環
- 題: 無重力の環
- 初出: 「S-Fマガジン」巻号XX(1979年9月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「S-Fマガジン」巻号XX(1979年9月号、前出), 短編集『梅田地下オデッセイ』
- 宇宙猿の手
- 題: 宇宙猿の手
- 初出: 「S-Fマガジン」巻号XX(1980年2月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説、1979年の項目の最後にあるため要確認)
- 収録: 「S-Fマガジン」巻号XX(1980年2月号、前出), 短編集『梅田地下オデッセイ』
- 猫の空洞
- 題: 猫の空洞
- 初出: 「S-Fマガジン」巻号XX(1980年5月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「S-Fマガジン」巻号XX(1980年5月号、前出), 短編集『梅田地下オデッセイ』
- 地球環
- 題: 地球環
- 初出: 「奇想天外」巻号XX(1976年5月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「奇想天外」巻号XX(1976年5月号、前出), 短編集『梅田地下オデッセイ』
- 熱の檻
- 題: 熱の檻
- 初出: 「奇想天外」巻号XX(1977年5月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「奇想天外」巻号XX(1977年5月号、前出), 短編集『梅田地下オデッセイ』
- 連立方程式
- 題: 連立方程式
- 初出: 「奇想天外」巻号XX(1979年5月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「奇想天外」巻号XX(1979年5月号、前出), 短編集『梅田地下オデッセイ』
- 梅田地下オデッセイ
- 題: 梅田地下オデッセイ
- 初出: 「S-Fマガジン」巻号XX(1978年5月号)か?(出典: 『梅田地下オデッセイ』解説)
- 収録: 「S-Fマガジン」巻号XX(1978年5月号、前出), 短編集『梅田地下オデッセイ』
- エネルギー黄金時代
- 題: エネルギー黄金時代
- 初出: ----
- 収録: 短編集『エネルギー救出作戦』(作品社版)
- エネルギー自給都市
- 題: エネルギー自給都市
- 初出: ----
- 収録: 短編集『エネルギー救出作戦』(作品社版)
- エネルギー略奪装置
- 題: エネルギー略奪装置
- 初出: ----
- 収録: 短編集『エネルギー救出作戦』(作品社版)
- エネルギー不要機関
- 題: エネルギー不要機関
- 初出: ----
- 収録: 短編集『エネルギー救出作戦』(作品社版)
- エネルギー救出作戦
- 題: エネルギー救出作戦
- 初出: ----
- 収録: 短編集『エネルギー救出作戦』(表題作。作品社版・新潮文庫版)
- エネルギー逆流計画
- 題: エネルギー逆流計画
- 初出: ----
- 収録: 短編集『エネルギー救出作戦』(作品社版)
- エネルギー増殖組合
- 題: エネルギー増殖組合
- 初出: ----
- 収録: 短編集『エネルギー救出作戦』(作品社版)
- エネルギー盗難事件
- 題: エネルギー盗難事件
- 初出: ----
- 収録: 短編集『エネルギー救出作戦』(作品社版)
- エネルギー蓄積日記
- 題: エネルギー蓄積日記
- 初出: ----
- 収録: 短編集『エネルギー救出作戦』(作品社版)
- エネルギー二重映像
- 題: エネルギー二重映像
- 初出: ----
- 収録: 短編集『エネルギー救出作戦』(作品社版)
- エネルギー終末時代
- 題: エネルギー終末時代
- 初出: ----
- 収録: 短編集『エネルギー救出作戦』(作品社版)
- 省エネねずみ算
- 題: 省エネねずみ算
- 初出: ----
- 収録: 短編集『エネルギー救出作戦』(作品社版)
- 参考資料・その他
- (書籍それ自体は除く)
- 『梅田地下オデッセイ』解説より、「『堀晃』作品年譜」(同書 p. 314〜)
- 上記データの『太陽風交点』は徳間文庫版
- 上記データの、『エネルギー救出作戦』新潮文庫版については後日調査加筆予定