line-height は「行送り」の指定ですが、相対指定により、行間隔の指定っぽい感じでも使えます。こちら側では line-height を相対で指定しているので、次の段落のように途中でフォントサイズを変えても、それに応じて行送りが変化します。普通はこのほうが便利です。

こんな風にフォントをでかくしても、それに対応して行送りも大きくなります。

フォントを戻して……一方で、「行間隔の指定」として見た場合、絶対幅としては広がってしまっている、とも言えます。

line-height を絶対指定してしまうと、上で示したようなフォントサイズへの自動追従が無くなります。

こんな風にフォントをでかくしても、それに対応して行送りが変わったりはしないため、このように崩れた見た目になってしまいます。

フォントを戻して……というわけで、何か理由があってどうしても絶対指定にしなければならないのでなければ、常に line-height は相対で指定しましょう。