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高周波 FET 1 段増幅 + LA1050 のストレートラジオ試作終了
高周波 FET 1 段増幅 + 2石 + LA1050 のスーパーラジオ試作終了
ケース実装終了。完成
電源の R1 220Ωは、ラジオキットなどの回路図がだいたいそうしているので。R を付けたら C (C1 C2) も忘れないこと。パスコンのお約束通りに実装するように
2SK241 はディスコンという話なので、もし作ってみようとした人で、入手できなければ高周波増幅段は無しでもいいだろう
局発と混合で別の石を使う回路にしてみたが、回路が複雑なだけという気もする。1 つの石で両方を兼ねるよくある回路でいいかもしれない
局発と混合まわりの回路定数はエース電気のキット AR-808 を参考にした
ただし、高い周波数にチューニングすると異常発振したので、局発の C7 が 0.01μF だったのを 0.0047μF に変更した
トラッキング調整のため、同調側 VC にパラで 10p を追加。これは調整次第で付ける
↑このようにしてみたところ入力オーバーで、チューニングが合うとまともに音が出ないようだったので(R10 を変更して AGC を調整する手もあるが)IFT の 2 次側をつなぐようにした
↑はじめはこうしていたが、この状態ではバンド中のあちこちでキューキュー聞こえる発振が起きていた。R9 を IFT の逆側につなぐ回路に変更したところ安定した。( http://bbradio.hp.infoseek.co.jp/501t01/501t01.html の「基本回路B」の説明ではそうすると不安定だとのことですが(手元でもストレートラジオとして実験するとそんな感じだった)、スーパーを組んだ手元の実験では安定しました)
セラフィルを買ってはきたけど調整器がないのにピーキーにしてしまうと調整困難になるおそれがあると判断して付けるのはやめた
バーアンテナコイルは壊してしまった松下のラジオから部品取りしたもの
ミニジャックの取付け径は 6mm (6mmの穴を開けるとミニジャックのネジはきかないので、ネジを切って止めるならもうひとまわり小さく開ける)
バリコンのシャフトは 6mm (6mm の穴ではスムーズに回転させるマージンがない)
出力はフォーンジャックのミニジャックをケースに付けて、ミニプラグ付きのセラミックイヤホンに出力(並列に負荷抵抗を付けたほうがいいかな?)。ボリュームは付けないでも適当な音量なので付けず。回路図に書いてないものとしては他に電源スイッチを追加
気付いたんだけど電解コンデンサーは付け忘れてたw
次のような異常発振の種類があるようである
近所のパーツショップにあったタカチのケースに適当に組み込んだ
こんな感じ
書き忘れてたがボリュームなしでもたいして大きい音は聞こえないので( LA1050 の出力で直接セラミックイヤホンを駆動)、ボリュームは省略した
バリコンには延長シャフトを付けたうえで、最寄りのパーツショップにあったうちで一番でかいツマミをとり付け、フィーリングの向上を図っている。直結なのでシビアだがバックラッシュがないのは快適である
ラジオ専用ICのLMF501Tと同等品の比較 にもありますが、機能的には同様の IC でも性能が違うこともあるようです。他にもそのような話を見かけます
(この節の内容については実験していません)
LA1050 (ZN414) には、入力に強い信号が入ると AGC がうまく働かないという問題がある。
http://cool386.tripod.com/zn414/zn414.html に解決法があり http://theradioboard.com/rb/viewtopic.php?t=2791 に、実験結果が投稿されている。
JA7CRJ 千葉 OM の本。LA1050 を使った製作記事は 2 例。LED の順方向降下電圧を LA1050 の電源の安定化に使うアイディアが紹介されている(90年頃の「初歩のラジオ」の投稿コーナーでだったか、同様の工夫を見た記憶がある)。LA1050 自体の使い方は http://bbradio.hp.infoseek.co.jp/501t01/501t01.html の第 8 図の回路となっている
JA1AYO 丹羽 OM の本。こちらも LA1050 を使った製作記事は 2 例。IFT の巻数の少ない側からセラミックフィルタを通してつなぐ回路と、さらに IFT を通して電圧を上げてから LA1050 につなぐ回路(JH2CLV 望月 OM の http://www5a.biglobe.ne.jp/~jh2clv/1t2icradio.htm の回路に類似)と、両方がある。前段までの利得に応じてどちらでも良いらしい。セラミックフィルタにつないでいるほうは直結しているが、ムラタによるとセラミックフィルタに直流がかかるような使い方はよくないとのことなので、0.0047〜0.022μF で容量結合するようにしたほうが良さそうに思われる